第2回目 | MBAとっても難しい人生

第2回目

BLOGを作ったのもすっかり忘れていたころに、社会人1年の方から
お気に入りに追加します・・、なんてメールがきたので、やっぱり
続けなくては、と書いています。

前回が9月中旬だったので、2ヶ月近くたちましたか・・。

というわけで、まずは、米国MBAを目指している方に対しての
アドバイスです。

MBAがとりたければ、まずかなりの英語力は必要です。なにしろ、
授業のスピードは速いし、一日に読むテキストの数は100ページを
軽くこえます。また、授業では、発言によって評価されるケースが多く、
はっきりいって、そこそこの英語力では、まずついていくのは困難。
(実際、ついていけず、やめる方も結構います)

次に入るまでプロセスですが、とりあえず、トップ25に入りたいと
考えている方は、GMAT650点は最低でもとれなければ、あきらめたほうが
いいと思います。数学は満点、英語はRAWSCOREで40点以上はとれないと
きついですね・・・・。それ以外は、エッセーをだすだけ無駄なので、
受験しないほうがいいと思います。

その他、成績、推薦状はなんとでもなりますが、もっともやっかいなのは、
インタビューになるでしょう。多くの学校はインタビューを要求して
きます。ここでは、まず英語力と試されることと、実際のビジネス、過去の
履歴など確認されれます。

最後に、ほとんど必須条件になりつつあるのが、業務経験が4年~5年あること。
しかも、その業務経験はかなり優秀であることが重要になりつつある。

ビジネススクールって、だれでもいけるところでもないし、まして、入れば
卒業できるところでもありません。だから、上記をクリアできる自信がない
人は、違う道を検討したほうがいいと思います。

■■最近の生活■■
最近は、仕事の話ですが、ある会社と提携する為の1)社内調整と
2)提携におけるシナリオ作り を中心に活動しています。で、MBAの
知識が生きるのは、2ですが、1は全くいきません。いや、大企業って
仕事のほとんどが社内調整ですね・・。人が多すぎるから、色々な人に
了解を得たり、人をだしてもらったり、予算を確保したり。はずかしながら、
この年になって、日本企業の「仕事」って、社内調整力はすごく重要と
感じるこのごろです。で、実現する為のフローを考えたり、企画を考えたりと、
この手の仕事って、MBAより、100%コミュニケーション能力だわ。
で、このとてもとても大変な下準備ができた上で、はじめて、MBA的な
考え方を利用できるときが、企業の提携やフォメーションの案を考える
こと。リスク、両社のメリットの洗いだし、最終的なゴールを実現する
までのステップ、そして交渉力。この辺はやはりMBAに行っていてよかった
と思えること。でも、本当の財産は、ときどき会うMBA仲間の交流かな・・。

■■最近のアントレ活動■■
実は、米国のバイクのパーツにアートをのせるカスタムペイントという
ものがあるのですが、この販売をもう少しではじめようと考えている。

その為にも、日本語版のパンフ、プロモーションビデオ(ビデオ製作の為に
バイオまで買っちゃいました・・・)、日本向け価格表など、全て自分で
つくり、来週ぐらいからは、飛び込み営業と、アポ無し電話をバイク
ディーラにする予定です。商売って、準備のときは、夢があって面白いね・・。
売れていないのに、なぜか、一個の利益はいくらで、今年はこれだけ
儲かる・・なんてつい想像してしまいます。でも、現実には、すでに
80万ぐらい投資していて、結構顔真っ青・・。でも、命かけてやっている
から、がんばらねば。

で、最後に重要だけど、結局MBAとって、今のライフにメリットあるのという
話ですが、今はまだないですね・・。きっと、それがあるとブログで言える
タイミングがいつかやってくる・・なんて信じて、ここを書き続けます。